観測記事を読むときの注意点をご一読の上、お読みください。
<(_ _)>
以下の記事は、複数のホロスコープ解読を主軸に、一部の不足はタロットカードも使用して解釈しております。
もう二年前の記事になりますが、2016年春分図の解読で触れた
① 政府、政界、議会などの大改編。
② 外交関係での大きな変化。
③ 政府や日本を代表するような大物の不調や他界、交替や引退。
といった傾向は、まだあるとお考えください。この傾向の中で、天皇陛下のご退位のご意向が示され、来年のご退位、新天皇陛下の即位という流れになっています。また各界での世代交代にもなっております。
②については、おそらくトランプ政権の誕生がもっとも大きなもので、これからそれが顕著になるという印象ではありません。
※上記の記事は、ガラケーではお読みいただけません。
【政局】
政界に関しては、大改編への動きが実際にあったのが、まさに2016年以降だったのですが、不発に終わったものもあることは、皆さん、ご周知の通りです。
ただ都議会などは、その前段階で大きく改編されています。
今後もこれはあるのか?
私はあると考えています。
ただし、革命的なことが起きて、新体制に整理されるような動きではないとみています。
与野党も含めて、政局全体が相当に流動的になる運勢が強く、2017年もすでにこれが出ていたと考えられます。
この流動性は、どちらかといえば、与党(現政権)の方に出やすいとはいえます。
今後の流動の中で、現在の与党の体制が、ある程度変容してくるようには思います。そしてこの運勢下で(与党野党に限らず。地方議会なども含め)、相も変わらず不祥事的な情報が出てくるように思います。
そういったものの積み重ねの中で、基盤が崩れやすい。
逆に言えば、ぼろを極力出さないところが有利になるかもしれません。
ここしばらくは、そういった不安定な流れの段階にあると考えています。
カチッと何かが固まる状態になるのは、もう少し先ではないかと。
【東アジア情勢】
昨今の東アジア情勢は、誰もが気になるところだと思いますが。
複数のチャートを観測する限り、日本が激しく巻き込まれて被害を受けるような戦争、その勃発はないのではないか……と感じています。
という前提ですが、やはり不安要因はあります。
それはやはり火星要因なのですが、今年の火星は東アジアや東南アジア付近に、かなり明瞭な影響力を持っています。
そのため、きわめて限定的な小競り合いとか、あるいはテロとか、導火線に火がつきかねないようなニアミス、事故のようなものは起きやすいと考えられます。
平昌オリンピック終了まではあまり事はないと思いますが、それ以降は北朝鮮の挑発的な行動も、この火星状況では沈静化するとは考えにくいところがあります。
つまり今年も挑発行動はある、と思えます。
いや、挑発というよりも、実際にミサイル開発も搭載する核も、開発を進めることが、はっきりとした意志にあるからだと思います。
金正恩氏の生年月日情報は定かでなく、生年にいくつかの説があるので参考程度にしか見ていませんが、その有力な一つのチャートでは、まだ二年ほどは、彼がミサイル開発に傾き、とがった強硬な姿勢を続ける可能性が示唆されています。(これは本当に参考程度ですが)
それでも、今年、この火星が「変化」していくだけの要因はチャートにあります。
そうなることを願いますが……。
それが北朝鮮になるかどうか……可能性は低いと思います。
中国は安定した状態で、好調に思えます。
アメリカは変わらず。変わらずというのは、トランプ大統領のこれまでの延長の姿が続きながらも、特別に何かが悪化するようには見えません。
ただ、例のイスラエル首都問題のように、アメリカが有していた「世界の仲介者」として機能は弱まりそうです。
北朝鮮の話に戻りますが、今年、相変わらずの頑迷さと孤立が見えますが、平昌オリンピックを利用しようというのが、普通に考えてあると思われます。
もちろん自国の思惑を通すための材料として。
しかし、軍事行動の危険は昨年の方が高かったのです。昨年も火星のアピールする時期として触れましたが、昨年の7月8月頃がピークでした。
これは2017年を振り返ると、結果的には正しい解読でした。
今年に入り、ここから危機を増大させ、エスカレートしていくような流れには見えません。
危機感をあおるためにエスカレートしているように見せる、ということは、今年もあるかもしれませんが、内実は違ってくるのではないかと考えています。
問題となる火星の出方ですが、日本に限定して考えれば、領海領空などでの問題。
北朝鮮のミサイルがまた日本列島を飛び越える軌道で発射されたとき、その一部が国土のどこかに落下するとか、もしかするとこのところ事故やトラブルが相次いでいる米軍のヘリや航空機が、建造物や人を害するような形での事故に至ってしまうとか……(米軍に限りませんが)
また尖閣諸島に関する緊張は、これまで以上に強まり、中国の圧力が増すと思われます。
もしかすると、国内のヤクザの抗争のようなもので、かなり規模の大きなものがあるという見方もできますが……
世界のあちこちに飛び火しているテロについても、対岸の火事に過ぎないと高をくくらない方がよいでしょう。
ただ。
この火星の影響は、やはり朝鮮半島や中国あたりの方が強く出るのではないかと、今のところ考えております。
顕著な事例では、建造物の破損、人的被害も考えられますが、非常に目立った形での事故や火災、製造業界などでの出来事ともなり得ます。
自動車とか鉄道とか、工業的技術的な分野では、この火星は著しい発展を示すことも大いに期待できます。この点は日本も同様です。
悪いことばかりに働くのではなく、新しい技術というのが非常に明確に出ていて、日本がこの火星のよき面をアピールする可能性は高そうに思えます。
またスポーツの世界でも、アジア勢が優勢というのはいえるかもしれません。
ただ、平昌オリンピックはこの運勢に入る前で、こうした火星の影響は、おそらく春以降に出てきやすいと思われます。
火星の強く働く時期などは、また余力があるときには月の記事などでお知らせいたします。
【経済】
今株価が非常に高値で取引がなされており、今年の経済については楽観的な見方が有力です。
私はそうは見ておりません。
好況なのは、今年の春、あるいは長く見ても半ばくらいまでで、秋以降になるとブレーキがかかるように思えます。
夏頃にはブレーキになっているかもしれません。
その原因は、もう一つ突き詰め切れていないのですが、何か災害的なものや海外要因の好ましくない材料が降ってくるか……という印象を抱いています。
経済や金融を不安定にさせる要因は、中東にもあればヨーロッパにもあります。
やや長い目で見たときには(これは以前にもブログで触れたかと思いますが)、この後、国民の生活全体に圧迫感が生じ、消費がやや落ち組む方向へ行くのではないかという、ざっくりした流れをここ数年に感じています。
これは、消費増税消費増税が2019年10月に予定されていることと無関係ではありません。
しかし、本当にそこで消費増税となるのか?
私の解読しているこの景気の傾向が、別な形をとって出る場合もあります。
その場合にだけ、景気は落ち込まない可能性はあるのですが、今はどちらかというと今年の半ば頃には減速するのではないかとみています。
ざっくりまとめますと、おそらく東アジア情勢には大きな動きや変化は少なく、私たちは北朝鮮の威嚇を感じながらも生活する。
経済は、今の上り調子はどこかで失速する。
最後になりますが、冒頭に触れた過去の記事に関連して。
もうご退位が来年になってはいるのですが、ご高齢の天皇陛下と皇后様。
くれぐれもご無理なさらず、そのときをお迎えいただけたらと願います。
じつは、今回ホロスコープを精査していて、退位へのお考えの表明から今の流れになっていることが、結果的に国民を守ってくださっているものなのではないかと、そんな印象を抱きました。
陛下は常に国民とともにあられた。
それがはっきりと、胸に落ちました。
そんな国に生きていることは、それだけでも幸せだと。
ポチしてくださると、とても励みになります。(^人^)
↓